向日葵の咲かない夏_道尾秀介


面白かったけど、
人に薦めて紹介するレベルではない。


まぁ、自信を持って人に薦めるのは、
13階段」「陽気なギャングシリーズ」の二つ。
何気なく人に薦めるのであれば、
高野和明作品」
「魔王、モダンタイムス(伊坂幸太郎)」
「一瞬の風になれ」あたり。


次のレベルが
自分が面白いなーと思った本。
これ、多数。
ここに入るぐらいの面白さ。
中々、面白いレベル。


一つの事件が起きる。
それは、自殺か他殺か判然としない様子で同級生が死んだ。
この事件を小さい小学生が謎解きをしていくので、少々、名探偵コナン的な面がある。
ただ、この本はこの事件とは別の展開がある。
適切な表現じゃないけど、大どんでん返しのような感じ。

一つの事件

この人が犯人だろ!みたいなことを思うことが出来たのだが、
見事外れた。


"一つの事件"を解くキーワード

  • 騙す


説明しづらいけど、この騙し方は、
モダンタイムスにも出てきた様な気がする

別の展開

ちょっと肩透かしみたいなのをくらった感じ。
こういう別の展開が僕をさらに盛り上げることにならなかったので、
少々がっくり来てる。
別の展開を知った時、僕の場合「ああああ!!!!そうだったのか!!!」というところが期待されるのだが、
今回の場合、「あっそうなんだ」っていう反応。




別の展開を解くキーワード

→これを解くカギが各節の見出し

  • 自分の中の物語(別の言い方をすれば、世界。)


別の展開を事前に知れる人いるかなー。そこは大変興味がある。