書評

銀河不動産の超越

銀河不動産の超越こてこてのミステリー小説だと思い、意気込んで読んだので、 肩透かしをくらった。 意気込まないで読んだら、きっと面白い感じだけで終わるのかなと思う。 フタを開けると、ほんわか小説でした。 後半の方になると、だんだん面白くなってき…

一気に読んだ本の感想を消化する。

本多孝好_MOMENT http://d.hatena.ne.jp/masai-dm/20130131/1360544634 本多孝好_Will http://d.hatena.ne.jp/masai-dm/20130130/1360544940 東野圭吾_プラチナデータ http://d.hatena.ne.jp/masai-dm/20130129/1360545780 無人島に生きる16人 http://d.hate…

カラスの親指_道尾秀介

面白い!映画化も納得! 最近、入り浸っている場所があり、 そこにいる読書好きの方から「面白いらしいですよ!」という 又聞き状態で読んでみました。 興味を持ったことのある表紙! 読書好きの方から聞いた時は、 「聞いたことないです。」と答えたが、 本…

それは、自殺5分前からのパワープレー_黒岩勉

面白い! 最近、入り浸っている場所があり、 そこにいる読書家が読んでいる本だったため、 読んでみることにしました。 二度いいますが、面白い! テンポ良く、メリハリあり、どんでん返しありの読み進めるのが楽しかったです。 タイトルにある「自殺」から…

グラスホッパー_伊坂幸太郎

面白かったです。 伊坂幸太郎っぽい小説だと思いました。 3つの話が絡む 僕は、最近入り浸っている場所があります。 そこで、たまたまYUIさんの「HOW CRAZY YOUR LOVE」がかかってので、 時折、小説を読むことだけでなく、聞くことに気を取られて、 浅く読ん…

SOSの猿_伊坂幸太郎

面白かったです。 伊坂幸太郎の小説だなって思いました。 前向きであり、活力が出るような話でした。

本多孝好_MOMENT

ちょっと話題になったので、 本書を手にとった記憶があります。 話題元は、ネットか本屋に平積みされていたとかかと。 面白かったです。 ユーモアある文章かつ、読みやすい文章でした。 それなので、著者の別の本とかも購入しました。

本多孝好_Will

「MOMENT」の8年後あたりの設定で、 葬儀屋の娘視点で書かれた本でした。 面白かったです。 ブログを書いていて思いましたが、(読んでいる時には思わなかった) 坂木司とも似てると思いました。 ユーモア有る文章なのは、伊坂幸太郎と似てますが、 仕事をして…

東野圭吾_プラチナデータ。僕はあらすじを読みません。

面白かったです。 一緒に本屋まで行き、 友人から、「これ、面白いらしい!」と言われて手に取りました。 本の裏表紙にあるあらすじや中身をパラパラ読まないで買ったので、 え!?買うのみたいな感じを友人は醸しだしてました。 僕は、あらすじを読まないで…

無人島に生きる16人_須川邦彦

実際に起きたことっぽいので、創作ではなく史実。 史実で、無人島生活をした人たちの物語。 「無人島に生きる16人」がたぶん明治時代におきた話のようです。 そして、明治時代の人達は、「"人間"として生きる」ことにとても熱心だなって思いました。 途中で…

悪の教典(上下)_貴志祐介

凄く面白い。面白かった。 上下巻ありますが、一気に読みました。 上と下で違うテーマで書かれているのかなと想像しました。 上→完璧な蓮見教諭が、いかに人をコントロールしているのか。 下→学校で起きる人をあやめ方。 上の話 個人的には、上の方がとても…

6TEEN_石田衣良

安定の石田衣良先生。 4TEENの続編ということでかなり期待した。 残念ながら、僕は4TEENの内容をほとんど覚えていなかった。 それでも割と面白かった。 短篇集という形だったので、石田衣良先生の本の一冊目にいいかも。 坂木司先生と同じような感じで読める…

伊坂幸太郎_フィッシュストーリー

面白かった。 短篇集だった。 映画化された「フィッシュストーリー」は、 映画もみたけど、高良健吾がカッコ良かった。 映画は上手くまとめられてた。 これは、原作も映画も良かったパターン。 フィッシュストーリーの映画に、 アヒルと鴨のコインロッカーの…

坂木司_ワーキングホリデー

面白かったです。 特段、面白かったわけではないですが、面白かったです。 映画化されるのもなんとなく分かる気がしました。 この人の作品は、 日常的に思ってることだったり、考えていることが、 代弁してくれてる感じがして、凄く共感出来ます。 また、非…

グアルディオラのサッカー哲学

詳細は、時間があったらあとで書く。 凄く良かった。 グアルディオラは、 勝ちが義務付けられていて、 選手も才能あふれていて、 そういうチームをまとめあげた。 そういうチーム(組織)の作り方を知れた。 なんか監督を退くみたいだけど・・・

長い腕_川崎 草志

これ面白かった。 本屋で平積みにされていて、何かの賞をもらったみたいだから、 手に取りました。 凄く面白かったです。 機会があれば、何か書く。

向日葵の咲かない夏_道尾秀介

面白かったけど、 人に薦めて紹介するレベルではない。 まぁ、自信を持って人に薦めるのは、 「13階段」「陽気なギャングシリーズ」の二つ。 何気なく人に薦めるのであれば、 「高野和明作品」 「魔王、モダンタイムス(伊坂幸太郎)」 「一瞬の風になれ」あた…

森博嗣_すべてがFになる。

まず、最初にこの本に興味を持ったのは、 ある書評を読んでから。 だいたい4年前に書かれている書評。 興味が出たら、すぐに読めよという感じですが・・・ 言い訳をすると、バイトと卒業制作、運転免許、入社とちょっと忙しかったのもので・・・ 忙しかった…

伊坂幸太郎_チルドレン(映画も)

これもなかなかでした。 陽気なギャング達にも少し触れている箇所あったと思った。 砂漠の登場人物である、西なんとかを彷彿とさせる、 キャラの濃い人物が印象的。 ただ、自分の想像通りな感じの展開だったので、 そこが残念だったな。 と、文句を垂れつつ…

ストロベリーナイト_誉田哲也

面白かった。 凄惨な描写が所々(主に殺人シーン)あり、 ぬくぬく生きてきた僕には刺激が強すぎた。 そのため、目だけで文字を追っていった文章があったので、 「あれ、この伏線ってどこにでたんだっけ?」と思うことがしばしば。 しかし、内容は惹きつけられ…

第2章_Java言語で学ぶリファクタリング入門

第2章で学ぶこと "制御フラグの削除" というリファクタリングを学びます。 目新しいことは無かったので、 メモがまんま写してします。(写経はしました。) 名前 > 英語名 Remove Control Flag 文脈 処理の流れを制御している 問題 処理の流れが制御フラグでコ…

第1章_Java言語で学ぶリファクタリング入門

第1章で学ぶこと "シンボリック定数によるマジックナンバーの置き換え" というリファクタリングを学びます。 (マジックナンバーとは、具体的な数値を指します。) 概要 ソースコード中に具体的な数値(マジックナンバー)を 埋め込むのは、よくないコーディング…

第0章_Java言語で学ぶリファクタリング入門

0章で学ぶこと リファクタリングとは リファクタリングと「不吉な匂い」 リファクタリング・カタログ リファクタリングのエッセンス リファクタリングQ&A リファクタリングとは リファクタリングの定義 リファクタリングとは、 外部から見たプログラムの振る…

第0章の前に_Java言語で学ぶリファクタリング入門

概要 本書の構成 0章〜15章ある。 そのうち、0章はリファクタリングがいかに大切なことかということが書いてある。 リファクタリングの説明だったり、定義、目的。 1章〜15章は、実践。 各章にリファクタリングのテクニックが一つずつ丁寧に紹介されている。…

モダンタイムス_伊坂幸太郎

こいつも、面白い。 魔王の続編的な扱いで、 魔王の時代の数十年後といった設定で、 魔王に出てくる重要な人物も登場する。 魔王を読んでいると、楽しさ倍増かな。 僕はそうでした。 冒頭の文から引きこまれた。 「実家に忘れてきました。」何を?勇気を。 …

砂漠_伊坂幸太郎

これは、面白い。 ちょっと刺激的な大学生の時の思い出を振り返っている。 仲良くなるきっかけが、 麻雀に関係する名前という所が、 軽い大学生のノリでいい。 しかも、個性バラバラなメンツ。 個人的には、主人公ではないけれど、 西嶋が大好き。こいつは面…

伊坂幸太郎「重力ピエロ」

素晴らしい! くそう、これ先に書籍読んでから、DVD見たかった!!!! 結末知らないで、自分がどう感じたか何を考えたのかを楽しみたかった。 DVDを見てから、書籍を読むという初めての試みを実行した作品。 結末知ってたけど、続きが気になって読める作品…

ちきりん著「ゆるく考えよう」

著者は、人気のブロガー。 自己啓発系の本。 面白い。一つの人生が赤裸々に語ってある。 ましてや、何を隠そうこの人、賢い。 どのニュースに対して、自分で消化しているみたいで、 自分なりの見解を持っている。 そのため、非常に賢い印象を受ける。 ※実際…

「終末のフール」伊坂幸太郎

ざっくりあらすじ 世界が隕石の衝突により、終わる。ということが世の中に知れ渡り、 その中で、人それぞれの生き方が描かれている。 所感 面白いけど、 寝る時間を惜しんで、続きが読みたくなるような本ではなかった。 自分の中で、消化試合的姿勢で読み終…

「魔王」伊坂幸太郎

あらすじ 会社員の安藤は弟の潤也と二人で暮らしていた。 自分が念じれば、それを相手が必ず口にだすことに 偶然気がついた安藤は、その能力を携えて、 一人の男に近づいていった。 五年後の潤也の姿を描いた「呼吸」とともに綴られる、 何気ない日常生活に…